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PICMG1.0 関連技術情報

PCI-ISAパッシブ・バックプレーンって何?
PICMG1.0 PCI-ISAパッシブバックプレーンの概要(in pdf)

PICMGの各種規格のオンライン申込手続

ご質問

PCI-ISAパッシブ・バックプレーンって何?

そうですね。PCI-ISAパッシブ・バックプレーンというのは、デスクトップPCI規格を、産業用のアプリケーションに適用するために、PICMGのメンバー企業によって開発されたものです。


デュアルPentiumのPCI-ISAパッシブ・バックプレーン
シングル・ボード・コンピュータ

デスクトップ・コンピュータは、普通、殆どの回路を、コンピュータ・シャーシの底部に取り付けられる1枚のラージサイズのマザーボード上に搭載しています。このパッケージング方法は、最も安価なものですが、産業用のアプリケーションで利用されるとなると、望むべき多くの事柄がほうっておかれたままになってしまうます。通常なら、0.062インチの材料で作られているマザーボードの薄さと大きさは、プラグイン・ボードを挿入しようとする際に折れ曲がってしまう可能性が十分にありますし、この屈曲性は、しばしば、ファインピッチのサーフェイス・マウント・デバイス上の小さなトレースやハンダの繋ぎ目を剥がしてしまう可能性があります。また、マザーボードを取り替えようとすると、システムからすべてのカードとケーブルを取り外すなど、完全な分解作業になってしまいます。そうなると、ダウンタイムは、30分から数時間にまで及ぶことになります。これでは、クリティカルな産業分野やテレフォニ・アプリケーションの分野では、到底、容認されません。マザーボード技術は、文字通り日進月歩で変化しているのですが、的確な取替方法を見出すことは大抵不可能です。いざ、別のマザーボードを使ってみようとしても、BIOSの変更やデバイスドライバの切替や異なるタイミングなどのせいで、ソフトウェア上の問題を抱えることになります。そうなったら、完全に解決するためには、数日から数週間もかかる可能性があります。

パッシブ・バックプレーンとマザーボード

PCI-ISAパッシブ・バックプレーン規格は、端的に言って、普通ならマザーボード上に置かれているコンポーネントのすべてを、1枚のプラグイン・ボードに移動することです。標準のISAやPCIのカードとよく似て、PCI-ISAのCPUカードには、2つのエッジ・コネクタが装着されています。マザーボードは、ハンダ付けされたコネクタを持っているだけの、単純なパッシブ・バックプレーンで置き換えられました。このバックプレーンは、シンプルかつ堅牢で、障害の起きる可能性を極めて低く抑えられるものとなっています。

パッシブ・バックプレーンのシステムは、いくつかのアドバンテージを持っています。まず第1は、マザーボード・システムよりも遥かにメインテナンス性に優れており、平均復旧時間(MTTR)が極めて低いことです。第2は、要求に応じて、より新しくより高速なプロセッサへとアップグレードすることが容易なことです。そして、第3は、パッシブ・バックプレーンのCPUカードが、一般的にいって、コンフィギュレーション・コントロールを行ったり、デスクトップ業界で一般的な製品のライフタイムとは比べものならない長時間の製品寿命を持った製品を供給している大手サプライヤから生産されるということです。

現行規格(レビジョン2.0)に準拠するシングル・ボード・コンピュータは、この2年間で、世界中の30社以上のメーカーで製品化されています。