| ホーム | トピックス | ご案内 | 規格書 | 会員システム | 技術情報 | Q%A | 会員専用 |


PICMG MicroTCA関連技術情報

MicroTCAって何?
ローレンジからミッドレンジのテレコム・アプリケーションに向け
ATCA/AdvancedMCを補完するMicroTCA
Jeff Durst、Artesyn Communication Products社、RTC Magazine誌より(in pdf)

PICMGの各種規格のオンライン申込手続

ご質問

MicroTCAって何?

MicroTCA(Micro Telecommunications Computing Architecture)規格は、PICMGのAdvancedMCカードを、バックプレーン上に収容し、それらをダイレクトにバックプレーンと接続して利用するためのシステム要件を定義しています。言葉を変えれば、AdvancedTCAのボード上にメザニン・カードとして存在していたAdvancedMCモジュールが、AdvancedTCAボードのないMicroTCAシェルフ内で、そのままバックプレーンと接続し、利用するための規格というわけです。


MicroTCAシェルフの概念図 - 出典:RTC Magazine誌

MicroTCA規格シリーズの基本規格は、MicroTCA.0であり、そこでは、AMC.0互換モジュールをサポートするのに必要な、MicroTCAシェルフのメカニカル、エレクトリカル、サーマル、マネジメントに関する共通の特性を定義しています。MicroTCA開発の主な狙いは、テレコミュニケーションやエンタープライズ・コンピュータ・ネットワーク機器のためのプラットフォームとして利用されることで、次の狙いは、カスタマ構内設備(CPE)のような、他のマーケット向けのプラットフォームとして機能することです。


CubeバージョンのMicroTCAシェルフの概念図 - 出典:RTC Magazine誌

MicroTCAは、PICMG3.0AdvancedTCAを補完するもので、AdvancedTCAが極めて高度な能力と性能を持つアプリケーションに最適化されているのに対し、MicroTCAは、能力と性能の面でも、恐らく厳密な可用性要件の面でも、それほど高度なものを要求されないコスト・センシティブで物理的にスモール・サイズのアプリケーションに対応するように設計されていますが、それでも、次のような高度な特徴を備えています。

  • AdvancedMCモジュールとフル互換
  • 最適なコストとサイズとモジュール性
  • AdvancedTCAに準拠したシェルフ・マネジメント
  • シェルフ・サイズは、高さ4U x 幅19インチ x 奥行300mm
  • Cubeサイズは、高さ・幅8インチ x 奥行200mm
  • 電源は、12V(AdvancedMC準拠)
  • バックプレーンのバンド幅は、SERDES @ 1-40Gbits/sec
  • バックプレーン・トポロジは、スター、デュアル・スター、フル・メッシュ
  • スケーラブルな可用性は、スリーナイン(.999)からファイブナイン(.99999)
  • ホットスワップ/プラグ・アンド・プレイのサポート(AdvancedMC準拠)
なお、MicroTCAのサブ規格は、MicroTCA.1やMicroTCA.2のように開発されるでしょうが、その内容は、MicroTCAをベースにして、テレコムやメディカルやインダストリアル・コントロールやカスタマ・エレクトロニクスやミリタリなど、さまざまなマーケット分野に合わせた、特定のアーキテクチャあるいはパッケージング・オプションを定義することになるでしょう。